福岡の民泊清掃、相場の全体像
民泊の清掃は「ターンオーバー清掃」と呼ばれ、ゲストのチェックアウトから次のチェックインまでの間に、客室清掃・ベッドメイキング・アメニティ補充・ゴミ出しまでを行う作業です。福岡市の民泊施設は2年で約2.3倍(890件→2,028件)に増えており、清掃業者の選択肢も増えました。
福岡での料金水準は、おおむね次のとおりです。
| 間取り・広さ | 清掃本体の目安(1回) |
|---|---|
| 1R / 1K | 3,000円台後半〜5,000円前後(個人系では3,500円前後からの例も) |
| 1LDK〜2LDK | 5,000〜8,000円前後 |
| 広めの戸建て・96㎡超 | 9,000円〜1万円台前半 |
| 総額(リネン・補充・ゴミ出し込み) | 5,000〜15,000円程度 |
※ 2026年9月時点。福岡の複数の清掃業者・マッチングサイトの公開料金をもとにした当社調べ。
料金体系は3タイプ。数字の意味が違います
福岡の民泊清掃業者の料金表は、大きく3つの型に分かれます。同じ「5,000円」でも中身が違うため、まずどの型かを見てください。
- ① 間取り別の定額
- 1R・1LDK…と間取りごとに1回の金額が決まる型。毎回同じ金額で予算が立てやすく、民泊オーナーには一番わかりやすい方式です。当社もこの型(税込・繁忙期割増なし)です
- ② 広さ(㎡)別
- 35㎡以下◯円、45㎡◯円…と面積で刻む型。福岡では35㎡以下5,000円台〜96㎡超1万円強という例があります。リネンは1点ごとの別料金になっていることが多い方式です
- ③ 時間制
- マッチングサイトに多い型で、福岡の相場は1時間2,000〜4,000円。1回の清掃は平均2〜3時間なので、総額では①②と近い金額になります。作業が長引いた場合の扱いは事前確認が必要です
金額より大事な、見積前チェック6項目
相場より安く見える料金には、たいてい理由があります。基本料金に何が含まれるか、次の6つを見積時に確認してください。
- リネン交換。福岡の業者は「別料金」か「対応しない(コインランドリー・業者紹介)」に二分されます。シーツ1枚ごとの加算か、手配まで任せられるかで総額が大きく変わります
- 繁忙期の割増。桜・GW・山笠・夏休み・紅葉と、福岡は繁忙期が多い土地です。季節料金を設定する会社と、通年同一の会社があります。一番稼ぐ月に清掃費も上がると利益を圧迫します
- ゴミ出し。民泊のご近所トラブルで最も多いのがゴミ問題です。回収・分別・持ち帰りのどこまでが基本料金内かを確認してください
- 写真報告。福岡ではほぼ標準装備ですが、「何を・いつ送るか」は差があります。仕上がりだけか、忘れ物・破損の連絡まで含むかが遠隔運営では重要です
- 交通費。中心部以外の物件では交通費・出張費が別途になる場合があります。糸島・粕屋方面などは特に確認を
- 追加料金の条件。特殊な汚れ・ペット・パーティ跡などで追加が発生する条件と、事前連絡があるかどうか。「あとから増える見積」が一番困ります
相場より安い見積もりで、削られているもの
同じ間取りで他社より数千円安い見積もりが出てきたとき、作業そのものが安いとは限りません。多くの場合、含まれる範囲が違います。見積書を比べるときは、総額の前に次の6つがどちらに入っているかを確認してください。
| 項目 | 含まれていない場合に起きること |
|---|---|
| リネンの洗濯 | 洗濯の手配と費用がオーナー側に残る。コインランドリーへの持ち込みが必要になることもある |
| アメニティと消耗品の補充 | シャンプー・ペーパー類の在庫管理が自分の仕事になる。切らすとレビューに出る |
| ゴミの回収 | ゲストに出してもらう前提になり、近隣とのトラブルの原因になりやすい |
| 写真つきの完了報告 | 遠隔で状態を確認できない。指摘が出たときに原因を切り分けられない |
| 繁忙期の割増 | 年末年始や連休に別料金が乗る。年間で見ると安くない |
| 移動費・最低ロット | 1棟だけでは受けてもらえない、または出張費が別で付く |
作業時間も目安になります。1回のターンオーバー清掃にかかるのは平均2〜3時間です。見積もりの時間がこれを大きく下回る場合、点検や拭き上げの工程が入っていない可能性があります。
当社は間取り別の定額(税込)で、繁忙期の割増を設けていません。リネンは持ち込みと手配代行のどちらにも対応し、毎回チェックリストと写真つきの完了報告をお出しします。1棟・1回から承ります。
安さの前に。清掃品質はレビューに直結します
民泊の売上はレビューで決まり、レビューは清潔さで決まります。当社が福岡で運営する自社宿(AKARI・AZETA)では、レビュー29件のうち22件(76%)がゲスト自身の言葉で「清潔さ」に言及しており、清潔さ評価は4.9です。逆にいえば、清掃の質が落ちれば最初に下がるのがこの数字です。
1回数百円安い業者に替えてレビューが4点台前半に落ちると、予約率と単価の両方で数百円以上を失います。相場を知ることは大事ですが、最後は「自分の宿のレビューを守れる品質か」で選んでください。判断材料としては、実際に運営している宿の公開レビュー・清掃実績の写真・スタッフが自社雇用かどうか、が確認しやすいポイントです。
よくある質問
福岡の民泊清掃は1回いくらが相場ですか?
1R〜2LDK程度で、清掃本体は1回3,000〜7,000円台が中心です。リネン・補充・ゴミ出しを含めた総額では5,000〜15,000円程度になることが多く、広い戸建てでは1万円を超えます。
相場より安い業者に頼んでも大丈夫ですか?
金額だけでは判断できません。リネンが別料金・ゴミ出し非対応・交通費別など、安く見える理由があることが多いためです。含まれる作業を揃えて比較し、レビューの「清潔さ」を保てる品質かで判断してください。
繁忙期は料金が上がりますか?
会社によります。季節料金を設定する会社と、通年同一の会社があります。繁忙期の多い福岡では見積時に必ず確認してください。当社は繁忙期割増を設けていません。
見積を取るときは何を伝えればいいですか?
①間取りと広さ ②リネンの扱い(持ち込み・手配代行・不要)③月あたりのおおよその清掃回数、の3点です。この3つが揃えば、当社は24時間以内に概算をご返信できます。